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night mare

『night mare』









燃え滾る炎の中に立っている。

ひとりで。ガッシュがいない。

「ガ−ッシュ!どこだ!?無事か!?」

「清麿ぉー!」

返事がかえってくる。
ほっと胸をなで下ろす。

何がどうなっているのかわからない。
でも離れていてはいけない。本能的にそう思う。

「ここだ!ガッシュ!」
「ヌ?ウヌ!!」


炎は晴れない。だが不思議と熱さは感じない。
代わりに体内がとても…熱い…




「清麿ー!」

ふと我に返る。ガッシュが姿の見えるくらいすぐ側にいた。
手をのばす。

しかし、ガッシュは清麿のすぐ側をくぐり抜け、違う方向に走っていく。


「!?」

「清麿ーっっ」

走っていった方向には…自分と同じくらいの背丈の良く似た少年…



手には本がひとつ。







敵だ。





アレは敵だ。




腕に挟んだ赤い本を開こうとする。


がっ

「な!?」

何かの衝撃で本を床にたたき落とされた。


慌てて拾おうとした瞬間、赤い本をダンっと小さな足が踏み付けられる。

「!?」

「アレの本だな。そしてお前は持ち主か」


視線を足から上にあげていく。


ガッシュと同じ金髪。大きな瞳。しかし映るモノは全然違う。

強い憎しみ。妬み。憎悪…


ガッシュに似たヤツ。

アポロの本を燃やしたヤツ。



「ゼオン」

「あぁ」

静かにニタリと笑う。

背筋に電撃に似たような感覚がビリビリと走る。


本当に違う。ガッシュとは全然違う。

「お前が清麿か」


「本は燃やさせてもらう。だがその前に」

つー…と指で清麿の後ろを指し示す。




「清麿!清麿!?」



「!?」


先には本の持ち主の後ろを追いかけるガッシュの姿があった。




「デュフォー」

小さく本の持ち主の名を呼んだ。

彼は視線を流し、こちらを向く。
「ウヌ?」
「ガ−ッシュ!!逃げろぉぉ!!」





「清麿?」



ガッシュが嬉しそうにこちらに顔をむける。










ドブッ















鈍い音が炎の音と交じり、嫌な音をたてる。

ガッシュの腹部につま先が深く突き刺さっている。

勢いで跳ばぬ様、背中には手が添えられて。 反動も無く直に衝撃を受ける。





「……っぇぷ」





小さな枯れた声がこちらまで聞こえる。



「ガッシュー!!」



強く光る銀色の本。

「ザケル!」

渦巻く高電圧が小さな身体をいたぶる様に巻き付く。
「かっ…は……」

地面に叩き付けられ、跳ね上がる。



「ガッシュ!待ってろ!いまそっちに!」
本を奪おうと立ち上がる。


が、本はあっさりと、ゼオンの腕の中に吸い込まれる様に奪われた。


「忘れるなよ。本は燃やす。お前にできることは何も無い」

「なら何故ガッシュばかり攻撃する!オレには何もしない!」

「……そうだな…」



ふわりとゼオンの身体が宙を舞う。

清麿の額にガッシュに似た小さな手のひらが押さえ付けられる。


「お前を使った方が面白いな」

銀色の本が光り、呪文が静かに響く。


「ザケル」

瞬間、目の前がクラッシュしたかのように視界が真っ白になった。


「!?な…なにを…」

「視細胞の棺体に電撃を流した。しばらく視界は白一色だ。」


「こんな…モンで…」
立ち上がろうとすると、頭部を持たれ、地面に擦りつけられる。


「視覚のみ発達した生物…哀れだな。でも聴覚はまだ機能するのだろう?」

「きよま…ぅぐぬ!!」

痛々しい音が続く。

地面をバンとたたき、怒りをぶちまける。
「ガッシュー!」


「くくく…」







「声だけでもヌケるか?」





「…っるせぇ…」


「き…よ…まろ………っがぅあ!!」
「ガ−ッシュ!もう止めろ!やめてくれ!!」

ゼオンが清麿の髪の毛を掴み、顔を上へと持ち上げる。


「オレはアイツが嫌いなんだ。
だがあいつの嫌がる顔、悔しがる顔を見ても何も感じない。




頭部をぐいと思いきり上に持ち上げられる。



「…しかし絶望の与えた時の顔は絶品だ」



まだ視界は真っ白だ。だが無気味なくらい笑っているのが瞼の裏に映る。
くいっ、と顎をつまかれる。


「アイツとオレは似てるからな」

「…似てるだと!?ふざけるな!」





毒気つき、吠えた開いた口に何かが押し付けられる。

妙に柔らかい。でも冷たい。

掻きまぜるように口内を動く感覚に下半身が痺れる。

「ん…ふっ」
違うだろ。何してる。




コレは…違う…










唇が離れたのは視界が回復してきてからだった…


口から唾液が溢れ返り、顎を伝わりポタリと落ちる。


晴れた視界に映ったのはガッシュではない。




…ゼオン…




「きよ…ま…ろ…」

離れた所からガッシュの声がきこえる。

体中のあちこち蹴り上げられたのだろう。腫れ上がり、地面に這いつくばっている。

ガッシュの瞳から大粒の涙がよどみなく流れ落ちる。

「…ガ……ッシュ……」


「清麿…清麿清麿清麿清麿っ…」

腕で這いながらこちらに向かって進んでくる。


瞬間、清麿の中で小さなモノが弾けた。

「ガッシュ…」
「ウヌ!?待っておれ!ソヤツは私が倒して…」
清麿の目から涙がこぼれた。



「コナイデくれ…オレは…オレは…」

「きよ……ぶはっ…」

またデュフォーの蹴りがガッシュを宙に踊らせた。

「ガ−ッシュ!!」


ゼオンが清麿の背中にトンと触れる。

またニタリと笑う。無気味な笑みは宙を舞うガッシュに向けられる。
「ガッシュ、聞いたか?お前は本の持ち主にまで嫌われたんだ。」






ゼオンの手が胸の中の赤い本に添えられる。


















「また捨てられたんだ」








デュフォーの声が低く響く。

「ザケル」

バチン!とゼオンの手から火花が散る…








赤い本が…燃える…









「ガッシュ!!」



「清麿ぉっ」



落下地点に走り込み、手をのばす。
ガッシュも手を短い腕をグンと伸ばす。


ガッシュの身体が見えなくなっている…



指と指とが触れあう前に………
















……ガッシュは消えた……








































「っぷは!!」

布団を思いきりぶっ飛ばした。

いつもの自分の部屋。



「……夢か…」

嫌な…夢だ。





体中が火照るように熱い。







隣のガッシュの布団に視線をかえる。

布団が空になっている。ガッシュがいない。

「!?」

布団から乗り出し、周りを見渡す。

…いた…



部屋の隅にポツンとたっている。

「はー…」

安堵のため息がでた。

ゆっくり近付き、肩に手をおく。
ビクンっと身体が小さく揺れる。
「…清麿?」
振り向き、名前を呼んでくれる。
「どうした、そんな隅で」
「……ぃよ麿ぉ!!」

いきなり思いきり首に飛びついてきた。

「が、ガッシュ?」
後方に尻餅をつき、上半身をもちあげる。
「おい、コラ…」
「ぅぇっ…清麿清麿ぉぉっ」

「……………ガッシュ…」
と、泣き顔のままいきなり頭部を両手でガシっと持たれる。
「清麿、顔を貸すのだ」
「な、うわっ」

勢いのままひっくり返り、また転けた体勢に逆戻りする。
ゴン、と鈍く頭を床にぶつける。
「って…」

ガッシュの顔が目の前いっぱいに広がる。


触れるだけの軽いキス…





ぐず…ん……ふす…ん…


胸の上で手をつき、泣きじゃくる小さな子供…



そして清麿にも熱いモノが込み上げてきていた

































その晩、オレ達は同じ夢をミタ…





本当に悪夢のような夢を……



………



























『ミタ夢は本当に夢?それともこれから起こるコト…?』

色々痛いデス…自分も何かと痛い…
コレは昨日ミタ夢の改良(…良か?)判
ゼオンとガッシュ対決。

コレは避けてはこの物語は終わらないのでしょうが…

あぁ!絶対こんな風にはならないから大丈夫!
どんな結末でもコレと比べたら可愛く見えるってもんサ!



でも書いてて楽しかったです。
純粋にガッシュ読んでいらっしゃる方、ごめんなさい。


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